山田由梨 YURI YAMADA
1992年東京生まれ。作家・演出家・俳優。
2012年、立教大学現代心理学部映像身体学科在籍中に劇団「贅沢貧乏」を旗揚げ。以降、全作品の作・演出を務める。『フィクション・シティー』(2017年)・『ミクスチュア』(2019年)で岸田國士戯曲賞最終候補にノミネート。2017年には『みんなよるがこわい』中国3都市ツアーでアジア公演を成功させ、2018年には現地の俳優と共に中国版『みんなよるがこわい』を創作。杭州・上海・北京・広州・天津など中国全土をツアー。2022年『わかろうとはおもっているけど』が国際舞台芸術祭フェスティバル・ドートンヌ・ア・パリ正式プログラムとして招聘され、ヨーロッパに進出するなど海外でも注目されている。セゾン文化財団セゾンフェロー I。
俳優としても映画・ドラマ・CMへ出演するほか、小説・ドラマ脚本の執筆も手がけ、初の短編小説「目白ジャスミンティー」は「群像」(2020年1月号)に掲載された。
2020年、テレビ朝日「女子高生の無駄遣い」(第4話)でドラマ脚本デビュー。“日本版セックス・エデュケーション”と評された AbemaTV オリジナルドラマ「17.3 about a sex」、働くアラサー女性の悩みや社会問題を取り上げた「30までにとうるさくて」は、企画から携わり脚本を担当。
その他の脚本作品にNHK夜ドラ「作りたい女と食べたい女」シーズン1・2全話、NHK FMシアター「ふたつのせかい」(ABU奨励賞受賞)などがある。WOWOWオリジナルドラマ「にんげんこわい」シリーズでは脚本・監督として参加した。